小平ふるさと村で、毎週土曜日と日曜日に和菓子の香りが広がります。雨の心配のない日に限り、小平市を代表する老舗和菓子店、玉川屋の手作り和菓子が楽しめる場となっています。

昭和50年から続くこのお店は、小平市鈴木町に本店を構え、その歴史と品質から「食品衛生事業功労者厚生労働大臣表彰」を受賞するなど、地域に根付いた信頼と実績を築いているようです。

土日になると、店主さんは鈴木町のお店から特殊なジャイロバイクに商品やテント、机を積み込み、会場となる小平ふるさと村まで足を運ぶそうです。かつては多くの店が軒を連ねる賑やかな光景だった場所も、現在ではうどん屋さんと玉川屋の2軒だけとなってしまったようで、その変化が寂しさを感じさせますね。

手作りの伝統を守り続ける玉川屋の和菓子は、全ての商品において素材自体の味わいを大切にし、上品な美味しさが際立っています。特に餡子にこだわっているそうで、北海道産の小豆を使用した手作り餡子は玉川屋のお菓子の顔となっています。また、冬季には、特にいちご大福がおすすめのようで、ほんのり塩味が加わった優しい甘さの餡子と、フレッシュな完熟苺、モチモチのお餅が絶妙なバランスを醸し出しています。取材時にも手に取る人が多く、その美味しさに対する期待と興味が高まっているように感じられますね。

誰もが注目してしまうのは、小平銘菓「こげらまんじゅう」ののれん。こげらまんじゅうは、小平市の鳥、キツツキの一種「こげら」をイメージして作られたまんじゅうのようです。黒糖の皮にたっぷりと餡子が詰まり、上には特徴的な栗が乗った和菓子です。こちらも小平市と和菓子職人たちが協力して生み出した銘菓であり、その独自の風味と美しさに多くの人が魅了されているように感じられますね。

ぜひ、ふるさと村に遊びに行った際は、立ち寄ってみてくださいね。

会場となる小平ふるさと村はこちら↓

玉川屋はこちら↓

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