【小平市】花小金井に新たなお洒落な韓国カフェ「cafe kimunchi」がオープンヘ!
2025年2月4日に、花小金井の第二吉川ビルに「cafe kimunchi」オープンしました。この場所は、かって「cafe 81 plus」が営業していました。その後、惜しまれつつ閉店しましたが、新たなカフェとして生まれ変わりました。店主さんによると、花小金井南町にある韓国家庭料理店「キムん家」のカフェ版としてオープンさせたとのことです。「花小金井に、勉強したり仕事をしたりできるカフェを増やしたい。好きだったcafe 81plusの場所を使って、地域の人たちが集まれる場所にしたいと思った」そんな店主さんの想いが詰まったカフェです。
韓国のカフェの雰囲気を活かしつつ、DIYで新たな空間を創り上げる
もともと「cafe 81 plus」を経営していた方は、韓国の方だったそうです。店主さんは、「できるだけ元の良いところを活かしたい」と考え、DIYを取り入れながらリニューアルを進めたそうです。1つ1つの席の下にあるコンセントはそのまま残し、利便性を維持していました。一方で、壁は塗り替えをし、照明は一度切断して作り直すなど、テイストを変えるための工夫も取り入れているそうです。
さらに、韓国でインテリアデザイナー・建築家として活躍するご主人のお姉様からアドバイスをもらい、もともとポップな印象だった小上がりの座敷を、シックで落ち着いた雰囲気にDIYを施したそうです。
この作業はご主人自らが手がけたそうで、店内のどこを見ても、落ち着いた雰囲気を感じられる空間になっています。
スタッフとともに作り上げる、温かいコミュニティの場
「cafe kimunchi」の大きな特徴のひとつは、アルバイトのスタッフたちとともにお店を作り上げているという点です。店主さんは、「スタッフ一人一人の才能を活かしたい」と考え、メニュー開発を彼らと一緒に進めるだけでなく、メニューの写真もスタッフが一眼レフで撮影しているようです。さらに、撮影したスタッフの名前がメニュー表に記載されているという、他のカフェではあまり見られない温かい工夫もあります。
さらに、キムん家のエプロンもスタッフがデザイン・制作を手掛けているそうです。ただのアルバイトではなく、「1人1人の良いところを活かし、皆で関わることで、このカフェがより良いものになっていく」という実感が持てる、特別な場所になっているのが伝わってきますね。
すべて手作りにこだわるメニューーおすすめは「バタースコッチラテ」
「cafe kimunchi」のフードやドリンクは、すべて1から手作りのようです。店主さんは「味を落とさず、こだわりを持って美味しいものを提供したい」という強い想いを持っています。なかでもおすすめなのが「バタースコッチラテ」です。このドリンクは、「あまり他では見かけないものを提供したい」という想いから生まれたそうです。
バターのほのかな香りが漂い、ふわふわの泡が口たりをまろやかにしてくれる、特別な一杯です。甘さも控えめで、幅広い人に楽しんでもらえる味わいに仕上がっています」
「地域に還元したい」一店主の想いと、広がる温かなつながり
実は店主さんは、韓国語教室やネイルサロンも運営しており、さらに「キムん家」も経営しているそうです。ただの飲食店オーナーではなく、「お客様からお預かりした大切なお金を、地域に還元していきたい」という考えを大切にしているそうです。「カフェ経営は決して楽なものではない。でも、地域の人たちが集まり、心地よく過ごせる場所を提供したい」。そんな想いがあるからこそ、カフェという形を選んだのだそうです。
また、「前の経営者さんがこの空間を作ってくれていなかったら、自分はこの場所でカフェを始めることができなかった。だからこそ、すごく感謝している」とのことでした。
文化の違いも受け入れてもらえる街花小金井、店主さんは「キムん家でも感じていることですが、花小金井という街が文化の違いに対して寛容で、温かく迎え入れてくれることに感謝しているそうです。この場所が多くの人の居場所になってくれたら嬉しい」。そんな店主さんの願いが込められた「cafe kimunchi」ただのカフェではなく、地域とともに成長していく、温か特別な空間になりそうですね。
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