【小平市】『狭山・境緑道』と『小平グリーンロード』の分かれ道にある『馬の背』では、小平市の歴史と自然を感じられます。
自然豊かな『狭山・境緑道』は大正12年につくられた、多摩湖から境浄水場に水を送る水道施設の上を走る全長約10.5kmの緑道です。現在も地下に水が流れており、その上をサイクリングロードと歩行者専用の遊歩道が東大和市・東村山市・小平市・西東京市を通って一直線に延びています。
小平市をほぼ一周している『小平グリーンロード』の北東側の道は、『狭山・境緑道』の小平市を通っている部分なんです。
この道を花小金井駅から小金井公園方面へ徒歩で約15分程進んだところにある『お風呂の王様 花小金井店』を越えると、少し開けた場所に辿り着きます。
こちらの三角形に盛り上がっている場所が通称『馬の背』。石神井川の上に水道施設をクロスさせるためにつくられた土手で、小平市と西東京市を跨いだ位置にあります。
『馬の背』とは山の両側が切り立った崖になっている狭い尾根のことを指す言葉ですが、こちらの『馬の背』は人工的につくられた小さな尾根。今は冬なので枯芝の風景ですが、春になると木々が青々と茂ってお花も沢山咲くんですよ♪
自転車は左右が急勾配になっている『馬の背』を通ることは禁止されているので、下のなだらかな坂を進みます。歩行者の方は『馬の背』の途中にある階段から登ったり降りたりすることもできますよ。
このあと、『狭山・境緑道』を進んでいきたい場合はそのまま東側へ、『小平グリーンロード』を進んでいきたい場合は少し先にある横道から南へ曲がって鈴木街道を渡り『小金井公園』に入っていきます。
横から見ると本当に馬の背中みたいですね!まっすぐに開けているので、お正月には初日の出を見に来る方もいらっしゃるそうです。
ワンちゃんのお散歩や通学路として通られている方も多い『馬の背』。空が広くて風がとても気持ちいいので気分転換にもおすすめですよ♪
『馬の背』はこちらです↓