【小平市】全国でも2台しかない!パリサクのジェンビンのキッチンカーが毎週ある場所に来ます。
毎週月曜日、シティテラス小金井公園のグランドエントランスには、月亮亭(ユエリャンティン)という中華的ガレットのジェンビンを提供するキッチンカーが訪れています。
今回は、その月亮亭を取材させていただきました。月亮亭は、中国では誰もが知っている中華的ガレットのジェンビンをメインにした珍しいキッチンカーで、日本ではなかなか見ることができないようです。
ジェンビンは中国の朝ごはんとして親しまれる食べ物で、大きく分けて3種類の食感のものがあります。1つ目は雑穀が混ざり、食感がパリパリ・サクサクなもの、2つ目は中国で1番メジャーな小麦粉ととうもろこし粉ででき、食感がもちもちなもの、そして3つ目は緑豆粉100%ででき、食感がもちもちに近いものです。月亮亭では1番目のパリパリ・サクサクなジェンビンを提供しているそうです。なお、このパリパリ・サクサクのジェンビンを販売するキッチンカーは全国でも2店舗しかないようで、非常に貴重な存在とのことです。気になる具材はレタス、特製ピリ辛な甜麺醤ソース、揚げたワンタン、ごま、パクチー、ネギ、卵、ザーサイがメインで入っているようです。今回私は、チーズとスモークチキンをトッピングで入れてもらいました。日本ではあまり見慣れないお料理なので食べるのにドキドキしますが、食べてみるとパリパリサクサクな食感とピリ辛ソースに病みつきになる方が沢山いるそうですよ。取材時も子供達が今日のご飯これがいいー!美味しいんだよねと口々に言っている様子が見られました。
月亮亭のジェンビンの生地は、お腹いっぱいになってもモチモチの生地よりも胸焼けしにくいこと、小麦粉で作るジェンビンよりも雑穀入りのジェンビンの方がGI値が低くなっているため、比較的ヘルシーになっているそうです。月亮亭のジェンビンは、日本人向けに具材や味を工夫し、本場の味に近づけたとのことでした。ジェンビンの味や食感の確認には、中国出身の奥様が協力し、そのGOサインのもと、現在のジェンビンが誕生したそうです。
月亮亭のキッチンカーは、奥様との協力により装飾やガスコンロなどを中国のECサイトのタオバオから取り寄せているようです。店舗の彩りとして奥様が作成した、材木を彫って作った看板や全て手作りの灯籠なども目を引きます。こだわりの沢山詰まったジェンビンや手作りの装飾の数々から奥様との絆が感じられます。
お店の名前「月亮亭」には家族を思う気持ちも込められており、月はお嬢様のお名前から、亮はご自身のお名前から取られ、またジェンビンが満月のように見えることからこの名前が選ばれたそうです。
経営理念として、「うまい、楽しい、またきたい」を掲げており、美味しいものを見つけ、日本の方にも味わってもらい、そしてまた訪れて欲しいという熱い思いが込められているようです。月亮亭は、中華的ガレットで食欲を刺激し、心地よいひとときを提供してくれそうですね。
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