【小平市】地元民の拠り所ヴィクトリア21が閉店セールをしています。
光ケ丘商店街の風景を彩ってきた地元民に愛されたヴィクトリア21が、50周年を迎えた節目にして突如として閉店セールを行なっています。この感慨深い閉店セールは2月末までの期間限定とされ、取材時には早くも全品が40%〜50%引きの大セールとなっていました。
ヴィクトリア21の歴史は、現在の店主さんのお父様とお母様がジーンズショップを開いたことから始まったそうです。家族が増えるとジーンズに加えて子供服も取り扱うようになった頃もあったとのことでした。当初はチラシを撒くだけで警察までが出動するほどの賑わいを見せ、家族経営ならではの温かさが店内に漂っていたそうで多くの地元民の皆様の拠り所となっていたようです。
ヴィクトリア21は光ケ丘商店街において、ジーンズや子供服を提供するだけでなく、地域の憩いの場として根付き、地元民の生活に欠かせない存在となっているように感じられます。「女性がお洋服や雑貨を通じて気分を上げるお手伝いをしたい」という店主さんの思いが、お店の雰囲気や選りすぐりの品々に表れ、地元の方々から愛され続けてきたようです。
しかし、近年のコロナ禍や時代の潮流により、インターネットショッピングの普及や大型店の進出などが影響を与え、残念ながら閉店を決断せざるを得なかったようです。この突然の閉店に、地元民からは深い悲しみとともに、ヴィクトリア21への感謝の気持ちがこめられているように感じられます。
最後の閉店セールでは、地元の皆さんが温かい言葉や思いを寄せ、共有することで、ヴィクトリア21で出来た素敵な思い出となりそうですね。
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