【小平市】4月にゴミの分別不足でゴミ収集車が2台火災に。
最近誤ったごみの分別による火災が多発していることが話題になっているようです。不用品を処分する際には、市が指定する分別ルールをしっかりと確認し、こういった火災を防ぐよう努めたいですね。特に4月は、ごみ収集車からの火災が2件も発生してしまったようです。
具体的には、2024年4月2日にタブレットが原因で火災が発生し、その8日後にはスプレー缶による火災が起こっています。
従来、タバコの不始末から火災が発生するケースが多かったそうですが、ここ数年間でリチウムイオン電池やスプレー缶からの火災が急増しているとのことでした。現代社会の便利さを象徴するこれらのアイテムは、適切な処分方法を守らなければ、重大な危険を引き起こしてしまう可能性があるようです。
リチウムイオン電池
リチウムイオン電池は、繰り返し充電・放電が可能な二次電池の一つであり、その特性からスマートフォン、コードレス掃除機、ノートパソコン、電動工具など、多様な製品に使用されていることで知られています。
この電池は他の二次電池に比べて高容量・高出力・軽量という特徴を持ち、非常に便利です。しかし、リチウムイオン電池は電解液に可燃性の有機溶剤を使用しているため、衝撃によって内部の正極板と負極板が短絡し、急激に加熱することで揮発した有機溶剤に着火し、火災が発生するリスクがあるそうです。
そのため、リチウムイオン電池を含む不用品を処分する際には、まず、電池を取り外してから本体を分別し、電池そのものは市の指定する方法で安全に処分する必要があるようです。また、スプレー缶は中身を完全に使い切り、穴を開けずに指定の回収場所に出すことが重要とのことでした。
不用品を処分する際には、もう一度分別ルールを確認し、適切に処理するよう心掛けたいですね。そうすることで、私たちの生活環境を守り、火災のリスクを減らすことができそうですね。